近畿白門祭

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近畿白門祭ご報告

中央大学近畿ブロック125周年記念事業「近畿白門祭」は

  第1部「音楽研究会吹奏楽部大阪公演」
  第2部「近畿地区OB・OG大集合」

ともにおかげ様を持ちまして成功裏に終えることが出来ました。
ご協力賜りました関係各位に心よりお礼申し上げます。

近畿白門祭の目的

今回の125周年記念事業の目的 中央大学は首都圏1都3県出身者の増加とともに近畿地区を含めて地方出身者の構成比が大幅に減少しています。この傾向に歯止めをかけトレンドを変えることにあります。

特に近畿地区は「関関同立」という有力私大に加えて「産近甲龍」という元気な大学があります。
受験者数連続日本一の近畿大学では時代を先取りする積極的な広報活動を行っています。
万博大阪開催の決定もあり元気な近畿地区が目立っています。
このような中で近畿地区の東京の大学における志願者構成比は下記のとおりです。

2017年度エリア別志者構成比(近畿地区)
中央 慶応 早稲田 青山 明治 法政
3.3% 6.0% 4.4% 3.5% 3.0% 2.3%

中央大学全体のボリュームアップを図り併せて近畿地区の構成比を慶応、早稲田並みにUPするには何をすべきか?
中央大学の認知度をアップする以外にはありません。
ここに焦点を絞って企画しました。

【第1部】

近畿地区の高校生の皆さんに中央大学を知ってもらうには中央大学音研吹奏楽部と近畿地区高校生との合同演奏会を通じ、中大ブランド力を高め、結果として受験志望者数増大に繋げることが出来ればということを目的としました。
近畿地区から優秀な高校生の方々に多数参加してもらうことにより中央大学の更なるレベルアップを図ることにありました。
さらに大阪在住で日本を代表するプロのクラリネット奏者である稲本渡氏にもご協力頂きました。
入試センター事務局が「CHUO AUTUMN MEETING IN OSAKA」を国際交流センターで併せて開催することにになった。

10月下旬の段階でチケットは売り切れ状態となりホームページにも「チケット完売のお知らせとお詫び」を掲載する状態になりました。最初からご支援を戴いた先輩方諸兄にはチケット売切れのお詫びと、第2部懇親会にご出席をとご案内をせざるを得ませんでした。
改めてお詫びを申し上げます。
開場15分前の午後12時45分には長蛇の列が出来ていましたがリハーサルが続いていて、入場をお待ちいただく状態でした。

【演奏会】
会場は前の方に若干空席があるものチケット売切れ、ほぼ満席で消防法の関係で本日のチケット売切れと表示。 中央大学校歌演奏から始まった。(スタッフは役割が決められており、時々覗き見)
Facebook には朝の準備段階から、演奏中も頻繁に投稿されて熱気のほどが生々しくレポートされています。
演奏会や懇親会など感想を詳しくFace Bookに投稿された岡田さん(S40卒)の原稿を拝借
11月18日の午後、中央大学学員会近畿ブロックの125周年記念事業のメイン行事として、音楽研究会吹奏楽部の大阪定期公演が、大阪上本町の国際交流センター大ホールで一杯の観客を迎えて開催されました。
ゲストとして、これからの時代を担う若い力の代表する東海大学付属仰星高等学校と明星高等学校の2校も出演して頂きました。

先ず、中央大学のステージは林紀人氏の指揮でブラスバンドの定番曲「シンフォニア・ノビリッシマ」、東日本大震災の復興を祈ってR.ジェイガー氏が作曲した「陽はまた昇る」、ベルリオーズの「幻想交響曲」より第五楽章等の演奏で、それぞれ特徴ある名曲を素晴らしいアンサンブルで大人の雰囲気のある演奏でした。

次の仰星高等学校は106名という大編成で白色のブレザーに統一して登場。「アルメニアン・ダンスパートⅠ」、「Mr.インクレディブル」、最後は今年亡くなった西条秀樹さんの大ヒットナンバーの「YangmanーYMCA」を軽快に演奏すると共に、高校生らしく、手や体の動きを入れたパフォーマンスもきびきびして非常にすがすがしくも楽しい演奏でした。





明星高等学校は、少し少ない男子ばかりのチームですが、基本をしっかり押さえた演奏で「千と千尋の神隠し」、「宝島」、「バンドワゴン」を披露して大いに盛り上げてくれました。



今回はプロのクラリネットプレイヤーとしてヨーロッパ各国での演奏活動や映画、演劇等で活躍されている稲本渡さんに特別出演して若い高校生たちをサポートして頂きました。
特に、稲本さんのソロはさすがに一流の表現とテクニックで感動を呼ぶ名演奏でした。

三校全員の合同演奏となり、先ず「風紋」の演奏、続いて「エル・カミーノ・レアル」(王の道)の壮大な迫力の演奏でフィナーレを飾りました。





最後は楽団のメンバー達も観客席に入りステージと会場の全員が一体となって「花は咲く」を大合唱しながら閉会となりました。





終了後は、同じ会場のレストランで大学本部や南甲倶楽部等から来られた役員や学員会幹部の方々を交えて懇親会を開催されました。
席上、多くの方々から今日のこのようなパフォーマンスをもっともっと頻繁に全国で開催してもらいたいとのご意見なども頂き、更なる改革と発展が不可欠であることを痛感しました。
特に、高校生や中学生たちも含めた行事は今後の大学の発展のためには非常に重要であると思った次第です。
これからラグビーや駅伝などのシーズンなので、そちらも併せて是非頑張ってもらいたいとの激励の言葉も出ました。(岡田さんFBから)
この他、日野支部幹事長の菊地さんもFBで東海大仰星高校の YMCA の演奏は振り付ノリノリで盛り上がりました!ヒデキも喜んでいるのでないでしょうかと

【第2部】

同じ国際交流センター内のレストランを貸し切りで定員100人のところに120人が集まりました。
懇親会に先立って音研吹奏楽部の木村監督、金井副監督、日本センチュリー交響楽団運営事業部長山口さんにお世話になったことを報告、木村監督に挨拶をお願いしました。
「永年の思いであった大阪公演を成功裏に終えることが出来たこと、近畿地区の優秀な高校東海大付属大阪仰星高校と明星高等学校と一緒に演奏が出来素晴らしい演奏会となりました。皆様にお礼を申し上げます。今回のこの企画は実行委員会委員長の尾家様のご尽力のおかげで実現しました。心よりお礼を申し上げます。」とお礼を述べられた。

  
懇親会は恒例の校歌を大阪白門会幹事の黒木宣博さんがリードして斉唱、始まりました。

  
主催者を代表して久野学員会長が「近畿地区白門会の125周年おめでとうございます。明治25年に高橋健三さんのご尽力により関西支部が結成されて今日に到っています。
今回実行委員長をお引き受けいただいた尾家さんのおかげによってこの会が実現したことにお礼を申し上げたい。
中央大学の学員諸兄の思いが素晴らしい吹奏楽部の大阪公演となった。
今後更なる学員の絆を強く広げて行きたい。」

  
学校法人を代表して大村理事長は「近畿地区白門会125周年おめでとうございます。
素晴らしい演奏会でした。特に高校生の皆さんのレベルの高いこと 素晴らしい演奏には驚きました。
素晴らしいコラボレーションが出来たことを喜んでいます。 中央大学は中長期事業計画「ChuoVision 2025」を策定し来年春に新しい2学部のスタート、グローバル化の推進と法学部の都心移転とスポーツ振興に積極的に取り組んでいます。
中央大学は理事長、学長も近畿出身です。更なる近畿地区学員のご支援をお願いいたします。」

  
酒井総長からは「近畿地区の学員の皆様へ来春スタートします2学部の詳細な説明をされ、期待して欲しい。
中央大学は新しい時代に向かって最先端を行く大学になります。ご支援をお願いします。」

  
井上副学長は「福原学長に代わって、近畿ブロック125周年おめでとうございます。
新しい学部が出来ることは大変嬉しいことですが、法学部としては情報化時代を先取りしていく学部に、時代の変化への対応が出来るようにと考えています。」とご来賓ご挨拶を頂きました。
ご来賓のご紹介はお名前をご紹介してお許しを頂きました。

大学関係常任理事の先生方、学員会副会長15人、学員会支部の幹部の方々(遠く福島県いわき白門会からも、日野支部、白門三重、今回、コンサート実施に当たって2年前に中信支部が松本市キッセイホールで開催された時の事柄などを大変丁寧にアドバイスを頂いた小林支部長にも来て頂きました。
南甲倶楽部からも大勢、白門48年支部は佐藤愛子幹事長が八王子からのぼり旗を持参して多数来て頂きました。
同期の酒井総長を交えて奈良白門会浅田さん、兵庫白門会狩俣さんも加わって写真撮影なども)有難うございました。
乾杯は尾家実行委員長が「あいさつは短く幸せは永くと、中央大学の発展と皆さんのご健勝を祈念して」大きく杯を掲げて乾杯して、歓談に移りました。
和やかに、朋遠方より来りてと、久しぶりに懐かしい方にお会いできて賑やかに愉しく歓談を

  
実行委員会からのお礼のご挨拶を近畿ブロック6白門会会長が揃って。
松村実行委員長代理(大阪白門会会長)が代表で「中央大学大村理事長を始めとする多くの方々、学員会本部久野会長と多くの副会長にご出席いただいて有難うございました。
おかげさまで近畿白門祭を実施できましたことお礼申し上げますとお礼のご挨拶をご支援いただいた皆様に申し上げ、各白門会会長からも各支部の活動などをお礼の挨拶とともに申し上げました。

  
星野光市さん(S40年:元応援団)が応援団の羽織を持参して中央大学にエールを元気いっぱい会場全体でフレーフレー中央を大きな声を張り上げて、校歌も再度斉唱しました。気合を入れて頂きました。

  
お開きは80歳を過ぎても現役で老健施設の施設長をされています伊地知正治さん(S34年)に惜別の歌のリードをお願いして全員手をつないで輪になって歌い、再開を約しました。

  

【スタッフも頑張りました!】

当日 午前9時前に国際交流センター開館に合わせて出演の高校生諸君が揃って楽屋口に、入り口には近畿白門会のスタッフ 松村会長始め滋賀、和歌山、奈良、兵庫、京都から役員方、大阪の若手の役員40人が集合
スタッフ控室で事務長の佐保田さんから担当役割分担表など作業指示書が配布され説明を受けて、和歌山白門会内畑さん調達のスタッフジャンパーを着用、総指揮の壽さんの指示に従って演奏会のプログラム+中大グッズ+花は咲く歌詞+チラシなどの封入作業から始まった。
1,000部近いものを流れ作業で行った。
現役時代も、今も指示する立場にいる人たちが慣れない作業に戸惑いながら、やがては列を2列に増やしスピードアップで完了。

平成年代の若い人たちには胸に「中央大学Cロゴ」「背中には中央大学白門会」のスタッフジャンパーで上本町6丁目近鉄、谷町9丁目大阪メトロの交差点に立っての案内係をお願いした。




今回の事務長佐保田陵子さん(S62年)が企画段階から松村会長の下、すべての企画・折衝・事務処理をこなして頂きました。この佐保田さんのおかげで実現しました。終了後も、多くの残務処理がありますがここにお礼を申し上げます。

   

【感想やお礼のメールお手紙を頂きました。】

演奏会前夜11時頃に大阪白門会HPに中学生のお嬢さんがブラスバンド部に入っていて友達と行く約束で明日の演奏会を愉しみにしていたのに自分のチケットを紛失してしまった。とメールが入っていました。
このメール発信者のお母さんからお礼と感想を頂きました。

『このたびは、娘のチケット紛失で開演ぎりぎりまでお手をわずらわせ申し訳ございませんでした。
子供だけで行ったので、場所にも迷い、ぎりぎりの到着になったようです。
チケットを無料で頂けたそうでお世話になりました。
演奏会については、大変楽しかったと申していました。
中央大学さんはもちろん、合同演奏も、明星高校も全部かっこよく楽しませて頂いたようで感謝して興奮して帰ってまいりました
貴重な機会をありがとうございました
ご盛会で、ますますのご繁栄を確信、お祈りしております。』
「中央大学吹奏楽部大阪公演のチケットを頂いて全日本吹奏楽コンクールではいつも金賞や銀賞のレベルの高いことを知っていましたが、聴くのは初めてでした。
非常にレベルが高く感心しました。
私は時々トランペットを愉しんでいますが、高等学校の2校のレベルもまた高く、合同演奏、このコラボは良かったと思います。

吹奏楽の上を目指す高校生としてトップクラスの大学との合同演奏や世界レベルのクラリネット奏者の稲本さんと一緒に演奏が出来るということは、より高いレベルで、さらにプロとのコラボで新たな目標が見いだせたのではないかと思います。
プロを交えることで良い刺激になったのではないでしょうか!
結果として大変素晴らしい企画であったと思います。」と井田さんからお礼のメールも
白門39会藤森幹事長はお礼のお手紙に「演奏会、懇親会ともに盛会おめでとうございます。
演奏会での高校生とのコラボレーションは感激しました。
この催しは関東地区に偏りがちなイメージの中央大学の存在を知らしめる良い機会だったと感じました。
125周年の伝統を誇る学員会近畿地区の皆さんの中央大学を支える底力に改めて感じ入りました。また懐かしい面々との再開もあり充実した愉しいひと時を過ごすことが出来ました。」と頂きました。
事務局当事者しては大変嬉しい感想を頂きました。
一方、大阪白門会会員の先輩から「愉しみにしていた演奏会のチケットを申し込んだら売切れと断られた。会員を永年続けてきたのに」とお叱りを受けました。
お詫びを申し上げご理解を賜りたいと思います。

正副会長会議・近畿地区意見交換会のご報告


学員会正副会長会議は近畿白門祭前日の17日(土)に行われました。

東京以外の地では初めての開催となり、大阪梅田のガーデンシティ大阪(近畿白門サロン)を久野会長、副会長、本部役員の方々に初めてご利用頂くことになりました。

第1部学員会本部正副会長会議
第2部大学・学員会本部と近畿ブロック各白門会との意見交換会
第3部懇親会
の式次第で行われました。
正副会長会議の内容については12月15日の協議員会の件などについて話し合われたものと思います。
第2部の近畿ブロックとの意見交換会には大村理事長、酒井総長も出席された。
松村副会長(大阪白門会)の進行でスタート出席者自己紹介の後、瀬川副会長から学員会本部の平成30年度の事業計画の基本的な骨子について説明をされた。
「学員会の見える化」の推進を一歩進めて
    ⇓ ⇓
「更なる行動による学員(支部)交流と大学ブランド力の向上を目指して」
地域との連携によって交流事業「近畿白門祭」11.18実施
「地域ブロック」の「地域交流事業」の支援
「白門ミーティング」の充実と拡大
「意見交換」の情報提供と共有化の推進
「全国の地域ブロック」との意見交換会
「会員(支部)相互交流」の強化
会員(支部と大学)の交流会の企画
会員と学生(準会員)」との交流事業の企画
について説明があり今回の近畿白門祭の位置づけを明確にされた。
北村副会長から大学ブランド貢献地域交流会計画について、女性の会ネットワークについて取り組みなどを説明。
山本副会長から・平成卒ネットワークについて
・ワイガヤ(学生×OB・OG×学員会)シンポジウムについて
 中大らしさをワイガヤで出したい。
・父母会との連携など、地域でのブロック化でのつながりの強化
・今回、白門近畿ブロック会議の旗を贈呈したこと
など熱っぽく説明がありました。
大学から大村理事長、酒井総長が出席されて、中長期事業計画「Chuo Vision 2025」の進捗状況、来年度新設の2学部についての説明を頂きました。
近畿各支部から「学員会本部、学校法人に求められること」について
大学はどうあるべきか!!教授の先生方はどう捉えておられるのか?
中央大学の大きな目標を掲げて方向付けをすべきではないのか?
見える化という言葉だけで何も見えていない。
すべての面において出遅れているのが現状ではないのか?
司法試験でも、公認会計士試験でも常にトップであったのが慶応、早稲田の後塵を拝して、それでも上位にいると思っている。このままで中央大学は良いのか!
それでいて人件費率の高いことで有名だが一向に改善しない。
学長のリーダーシップが必要だ
などと 遠慮のない大阪らしい発言が続出しました。
懇親会は同じ会場で久野会長のあいさつと乾杯ではじまり、先ほどのまでの意見交換会の延長戦が直接対話で繰り広げられて賑やかな会となりました。

閉宴の挨拶は兵庫白門会の走出会長が「新学部も春にはスタート、グローバル化も緒に就いた、残るスポーツ振興の箱根駅伝の約束を果たして欲しい。と近畿白門祭のお願いを併せて」されました。

これだけ多くの学員会幹部や大学のトップと語り合うのことは珍しく意見を反映してもらうには良い機会であったと考えます。